最初(2014年11月)にお会いしたときは、「怖そうな方だなぁ」と思った。辛口な方だったからだ。
笑いヨガに出会ったいきさつや、笑いヨガを体験した後の話を聞いて、「すごい方だなぁ」と思った。たった1回きりの20分そこらの笑いヨガを体験して、患っていた肺がんのせいで苦しかった呼吸が、楽になったというのだ。
実体験からくる彼女の話は、迫力があった。「私の余生は笑いヨガにささげる」リーダーの資格をとった時、彼女はそう言った。
「病気で苦しんでいる人たちに彼女の体験談を聞かせたいなぁ。いつかお願いして映像を撮らせてもらおう。」と考えていた。
しばらく彼女の姿を見ていないので、声を聞きたいと思い、電話をしてみた。
「加入者なし・・・。」「どういうことなんだろう???」
友達に問い合わせてみたら、3月4日に亡くなったという。
「私癌を5つ持っているから・・・」そう言いながらも、仲間を笑いヨガ倶楽部に連れてきたり、「相談事がある」といわれたら、朝から晩まで人のために動いていた。朝起きるときには「今日も生きている。生かされている。ありがとう」と言って私は起きるのよ。とおっしゃっていた。
加納さん、短い付き合いでしたけれど、あなたは私にとって、とても意味深い方になりました。あなたの遺志を継いで、みんなに笑いを普及していきます。
天国で安らかにお眠りください。
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