年に数回はする夫婦げんか。今回もやっちゃって、亭主はどこかに出かけていった。面白くない気分で家にいてもしょうがないので、家の周辺を散歩に出かけた。
ローソンの近くに移動パーラー屋のようなざんざい屋がある。私はぜんざいが大好き!気分転換にぜんざいを食べることにした。でも炎天下の中、外で食べるのはいやなのでプレハブの中で食べさせてもらうことにした。
これが不思議な世界に足を踏み入れるきっかけになろうとは・・・。
ぜんざいを売っている金城さんと世間話をした。
「確かここは2月か3月頃ひまわりが咲いていた畑だよね?
いいなぁ・・・この辺の方々は立ち退きで土地を売って、悠々自適な暮らしをしているんだってね。羨ましいなぁ」
なぜかは知らぬが私の言葉にカチンと来たらしい金城さんは、初対面の私にむかって、自分が本を書いていること、ここのオーナーは植物と話しが出来ること・・・などを話し始めた。
植物と話ができるーーー。ハハハ まさかでしょう!
本を書いている?あなたが???
よく分からないが、本の校正をしているという物を
「まずは読んでみて」と渡された。
「わたしは王」なんじゃい それ?
5次元・・・オイオイ意味分からんぞ!
帰りしな私が金城さんに言った言葉は
「読んでみて、意味分からなかったら、私この道もう通らないからね」
であった。
それが、それが、週何回も通うことになるとは、未来とは予測がつかない物である。
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