グアテマラは1泊のホームステイをした。
グアテマラと言えば、中南米。
さぞかし暑いだろうなぁと思っていたが、ところがここは高地なので日陰に入ると肌寒い。やはり肌で感じるのと、頭で想像するのは断然違う。
バスに揺られること3時間。たどり着いたら、そこには村人達がピクニックの体制で私たちを待っていた。
言葉もつうじない。村人は結構恥ずかしがり屋だった。
鮮やかな布に包んで背中にしょっているのは赤ちゃんだ。
この親子密着型の子育てには驚いた。赤ちゃんもすやすや眠っていて、まるでカンガルーの親子のような気がした。
小学校に徒歩で向かった。
街の中で見かけたお店。鉄格子がついている。
小学校の近くに貼ってあったポスターは銃を持って覆面をしている男が4人。
何のポスターなんだろう?
小学校の近くにあった駄菓子屋さん。
日本のようなスナック菓子が売られていた。
小学校につくと、子供達が民族衣装を着て迎えてくれた。
踊りや歌を披露してくれ、朝の市場の様子も再現して見せてくれた。
それが、ままごとみたいな物かと思いきや、なんと本物のパンやイチゴ、スープを振る舞ってくれたのである。びっくり!
日本人40人が各家々に配属された。私たちは4人で、美人のお姉さんの家に連れて行ってもらった。
台所でおばあちゃんにトルティアの作り方を習う。手がべとべとでなかなか形が整わない。夕食時間になると、近所から親戚の皆さんが集まってきた。
女性の方には私が持ってきた2部式の着物を着てもらって、文化交流らしきことをやった。笑い文字で名前を書いてあげると喜んでいた。
食事の後は、みんなで集まってトランプのばば抜きゲーム。
地面には松の葉がしいてあり、なんだか昔に戻ったようで面白い。
裸電球しかないのだが、若者達はスマホを持っていて、最新の音楽で踊りを踊っている。トランプに踊り・・・みんなで言葉の壁を越えて、夜遅くまでわいわい楽しんだ。
燃料はまきを使っているので、薪割りを試してみた。
お母さんが割るとスパッと割れるのに、私がやると、かすってしまう。
洗濯機もないというから、女性にとって家事は大変だろうなぁ。
朝ご飯はたっぷりめの量だった。残してしまいそうなので、スープを半分にしてもらった。
遺跡見学に出かける際に民族衣装を着けさせてもらった。
刺繍がほどこされており、ずしりと重さを感じる。
スカートは長い布を巻き付けて帯でしめる。
色が鮮やかで綺麗である。
遺跡を見ていると、昔こんなに偉大な文明を築いていたのに、外国にあっという間に侵略されてしまって、残念だなぁと感じた。
言葉も通じないので、どうやって笑おうか思案したのだが、小学校の子供達と笑うことが出来た。
またホームステイの家族とも笑うことが出来た。
おばあちゃんの笑い顔素敵です。75歳だそうです。
遺跡の階段もしっかり上っていました。
おばあちゃん、地球の裏側ですが、元気でいて下さいね。
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