ピースボートでの朝食はバイキング。食いしん坊の私はありったけのメニューを取ってしまう。
でも毎日体操やら講演会やら、講座を幾つも取って忙しくしていたので、そんなに太ることは無かった。
1ヶ月に1回の割合でパーティがある。
そのときはおしゃれして、豪華な食事を食べる。
6月21日の世界ヨガディをきっかけに、希望者だけデッキで笑いヨガをすることになった。
島根のあきちゃんと、大阪のしーちゃんと3人でリードを取ることにした。
やっぱり笑いヨガは仲間がいないと難しなぁと私は思う。
普通のヨガなら、一人でやっていてもあまり違和感はないが、理由もなく笑っている人を見ると、やはり「近寄りたくない」と言うのが日本人の心情ではないだろうか。
たとえ一人でやっても、明るく周りの人を誘えたらいいのだけれども、まだまだ私にはそのようなパワーがない。
デッキでの笑いヨガは参加人数は少なかったが、色々な人が参加してくれた。
その中で印象に残った感想が、「初めて笑いヨガをやった。ピースボートにのったかいがあった。」と言ってくれた人がいた。
私にとって最高の言葉であった。
また、神戸で下船する日、私は風邪で声が出ない状態になっていた。
下船まで暇だったので、思いついて「サイレント笑い」をやろうと、笑いヨガに興味のある人、数人に声をかけた。
結果、1時間半爆笑である。訪問国23ヶ国の想い出を笑いヨガで表現し、笑いまくった。
よっぽど楽しかったのだろう、参加者の方が「神様っているんだね。」「やっぱり本当に神様っているんだね。」と何度も何度もつぶやいている。
(どうやら彼女はクリスチャンらしい。でも笑いヨガは宗教とは関係ありません。念のため・・・)
彼女の人生で何が起こっているかは分からないが、笑うことで心が癒されたのかもしれない。
笑いの力って偉大だから・・・。
5年前の私が1分間の笑いヨガで、毒が体中から抜けていったような感覚がしたが、彼女もそういう感覚を味わったのだろうか?
ともかく1ヶ月間、船で毎日笑いヨガを続けていてよかったーーー。
荷造りの日が来た。
沖縄から送った小さな段ボールが、帰るときは大きな段ボールに変わった。
106日間過ごした私だけの空間。2段ベットの上。
ここでカーテンをしめ、サイレント笑いを10分間毎日やった。
家では自分だけの部屋があり、いつでも自分だけの時間が持てる自由気ままな生活をしていた私にとって、いつも他人がいる106日間の生活はやはりストレスを感じた。
ストレス解消にサイレント笑いを最初は5分だけやっていたけれど、解消出来ず、10分に伸ばしたら元気が出てきたのを実感した。
カタリア博士のおっしゃっていた「笑いは10分から15分続けてやらないと体に変化は起きない。」をここで体感できた。
そしていよいよ106日ぶりの日本、神戸。
なんと遠方、広島から笑いヨガの友達が迎えに来てくれた。
そして地元神戸のノービーも夕食会に参加してくれた。
やっぱり、食べ物は日本が世界一!
そして笑いヨガで知り合った仲間は最高!
私・・・幸せ者でございます。
80歳まであと20年あります。
ピースボートに乗って感じたことは
まだまだ行ける!でした。
20年かけて焦らずに楽しみながら、笑いヨガを沖縄・日本全国・できれば世界に普及していきます。
ながい、ながーい旅行記をお読みいただきありがとうございました。
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渡部ひで子 (月曜日, 05 9月 2016 06:18)
お早うございます。私は途中から読ませて頂きましたが良かったです。いつも前向き❗船旅最高