図書館でふと目にした薄い本
そこに「神々しいまでのウチナー女性の名前」というページがあった。
明治生まれの沖縄のオバーたちの名前は「ウシ」とか「ナベ」とか「カマド」とか吹き出しそうな名前であった。しょうがないか、今まで名前がなかったんだから、身近なものの名前を付けたんだよね。と思っていた。
ところがである。筆者によるとウチナー女性たちの名前はサンスクリット語でいうと「ウシー」は「希望」で「ナビー」は「へそ・あるいは中心」「カマー」は「愛の神」「カニメガ」のカニーは少女・メガは浮雲なので「雲に乗った少女」を意味するのだそうだ。
私のオバーは「カニメガ」だったのでそんな素敵な意味の名前だっんだ!人名前に限らず地名も梵語で解明されるようだ。
粟国は「火の神」与那国島の「ドゥナヌは島」という意味。安謝は「永遠なる者」すごいなぁ。かっこいいなぁ。
研究してくださった上原正稔さん、ありがとうございます。